前回に引き続き【ネットビジネス進化論 ~何が「成功」をもたらすのか~】(著:尾原和啓 NKK出版)を紹介していきたいと思います。
前回は本書のPart1を紹介してきましたが、今回はPart2を紹介していきます。
Part2ではeコマース(電子商取引)がキーワードとなっています。
それではさっそくPart2をみていきましょう!
[Part 2 コマース:物や予約をつなげる]

新しいサービスや概念を、使って欲しいユーザーに届けるのは大変な作業ですが、ユーザーの認知度をアップするには、ユーザーがよく見るメディアが何なのかを見極めて、いち早くわかりやすい言葉で言語化することが欠かせません。
P.95
LINE・Twitter・Instagramなどなどネットユーザーがコミュニケーションや情報収集に使用しているサイト・アプリは沢山あり、それも日々移り変わっています。私が高校生だったころはmixiなんてチャットアプリが流行っていますが、今やTwitterなどにとって代わっていますよね。そして、そのサイト・アプリを使っているユーザーの心の琴線に触れるワードチョイスは必須になってくるのですね。
2018年時点で、日本のCtoC市場はネットオークションとフリマサイトを合計しても1.6兆円規模なのに対して、BtoC市場は18兆円でおよそ10倍、BtoB市場は344兆円で、さらに桁が一つ違います。
P,102
カナダのショッピファイがすでにBtoB市場のe-コマース事業を斡旋し始めているように、日本でもBtoBのe-コマース市場は盛り上がってくるのは時間の問題でしょう。しかもその市場規模は上記の通りめちゃくちゃでかいです。ということは将来的に営業の役割は必要なくなってくるのでしょうか…?
本がネット販売に向いていたのは、単純に種類が多かったからだけではありません。きわめてニッチだけど、ほしい人にはたまらない本というのが、この世にはたくさん存在します。
P.105
Amazonが本のネット販売から着手し始めたことは広く知られたことですが、それが上手くいったのはニッチな部分にも展開できる戦略があったからなのでしょう。本当に必要としている人に必要なモノを素早く提供してくれるAmazonってなんかカッコいいですよね。
メーカーからどんなに嫌がられようが気にせず、ランキングやユーザーレビューを使い続けてきたのは、アマゾンが「顧客のことだけを考える」という「カスタマー・オブセッション」を第一としていたからです(オブセッションは「執念」や「脅迫概念」という意味)。
P.109
レビューによって商品のありのままの姿やユーザーからの生の声を聞くことができます。そのためメーカーにとっては不利益となるようなコメントも中にはあるるかもしれません。それでもユーザーファーストを貫いてきてくれたのAmazonに感謝ですね。
楽天”をひと言で表すと「過剰」。アマゾンの「効率」とは真逆の生き方です。
P.103
楽天のe-コマース戦略は「迷う楽しさも味わってもらう」ということらしいです。欲しいものだけでなく、ウィンドウショッピングのように他の商品も沢山見て楽しむことが好きな人もいるので、間違った戦略ではないと思います。
以上で今回の紹介は終了です。いかがでしたでしょうか?
e-コマースといえばAmazonが代表格ですが、楽天やメルカリ、カナダからはショッピファイが参入してきており、ますます競争が盛り上がってきそうです。
一人の利用者としては、見やすくて低価格で商品を紹介してくれるものを利用していきたいです。
今回はPart2の紹介でしたが、次回はPart3(コンテンツ:情報をつなげる)を紹介していこうと思います。
それではSee you next time!!
コメント
[…] 今回はPart1の紹介でしたが、次回はPart2(コマース:物や予約をつなげる)を紹介していこうと思います。 […]